フッ素塗布とは、子供の虫歯の治療や予防目的で広く行われているものです。近頃ではフッ素配合の歯磨き粉や自宅でフッ素塗布できるキットなども販売されているようですが、やはり歯科医院や保健所でフッ素塗布を行う人が多いようです。
フッ素塗布と同じように考えられがちなのがフッ化洗口。フッ化物洗口とも言われ、一定濃度のフッ化ナトリウム溶液を使って1分間ブクブクうがいをする方法です。両者とも虫歯の予防効果が期待できるものですが、フッ素塗布が歯科医院や保健所で行われるのに対し、フッ化洗口は家庭で行う方法と幼稚園や小学校など集団で行う方法があります。
フッ素塗布を行う場合、健康保険を適用できる場合と適用できない場合があるようです。健康保険でフッ素塗布ができる場合は、13歳未満・歯科医院での継続的虫歯予防の指導を受けている・虫歯の本数が多いと言う3点を全て満たしていないと健康保険適用でのフッ素塗布は行えないようです。健康保険適用でのフッ素塗布はあくまで治療としてであり、虫歯の予防としてフッ素塗布を行う場合は健康保険を適用できないようです。
フッ素塗布は一回で虫歯予防の効果があるものではありません。3~4ヶ月に1回のペースで何度か塗り直さなければならず、また永久的なものでもありません。しかもフッ素塗布は口に含んだものを飲み込まないようにして吐き出すことができないと行えません。少量であればフッ素を飲み込んでも害はありませんが、吐き出せないような小さな子供に対してフッ素塗布を行い、飲み込んでしまった場合100%安全とは限らないからです。
フッ素塗布を小さな子供たちに行う・行わないの判断に迷ったら歯科医に相談するのも良いでしょう。